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「さくら先輩は、たっくんと結婚まで考えてるんですか?」
休憩中に、みくちゃんがそんなことを尋ねてきた。
「う~ん…どうかな?まだわかんない。」
私は、曖昧な返事をする。
実際、まだ、大学2年のたっくんと、
結婚を考えられるまで至ってなかった。
「みくちゃんは?」
逆に質問をしてみる。
「私もわかんないです。」
笑顔で答えるみくちゃん。
ゆうちゃんとみくちゃん。
たっくんと私。
これからどうなるんだろう?
私は、流れる雲を見つめながら、
ため息をついた。
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