333人が本棚に入れています
本棚に追加
たっくんの言い分に、
私は、頭を抱える。
なんて言ったら、伝わるんだろう?
明日朝、起きれるかとか、
目覚ましセットしたかとか、
余計な心配をしてしまう私。
私は、そのことを解決するべく、
「今度から返事なくて、
10秒すぎたら、切るから。」
そう言い放つ。
たっくんは、
「…わかった。」
言葉を濁らせながら承諾した。
お互いの気持ちをわかりあえない私たちの関係。
それは、遠距離になったことで、
ますます悪化していった。
最初のコメントを投稿しよう!