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―AM7:20。
ジリジリジリジリと、朝から部屋いっぱいに煩いほどに目覚ましが鳴り響いている。
「ん~…煩いぃ~…」
それにも関わらず一向に目を覚ます気配を見せないのは、高宮木葉(たかみや このは)。
この話の主人公である。
今の季節は冬。
そのためまだ外は明るくなりきっていない。
さらに毛布の中でぬくぬくと暖さを感じている彼女が起きたくないのはわかる。
しかし学校がある訳だ。
そろそろ準備のために起きなければまずい訳なのだが…
彼女が目覚めるのはこれから40分後となる…。
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