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「いきなり法力の全解放ですか……」
「今の俺は『アナスタシア』トップの防衛が任務だ。
それなりの金を貰ってる以上、仕事はしないとな」
彼の法力は確かジェイドのそれと酷似してたような……。
「ふん!」
ローリーが構えをとった瞬間に彼の身体を蛇のように蠢く炎が包む。
そう、ジェイドと同じく炎を作り出し、操る能力。
単純だが強力な法力だ。
「フハハハハハハ!」
ローリーが不気味な笑い声を上げながら突進してくる。
渦巻く炎が意思を持っているかのように、ローリーよりも速くこちらに向かってきた。
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