《時は残酷に過ぎ、やさしく振り返る》

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  今、またというか、やり続けている人もいると聞くルービックキューブ。   私の場合、子供の頃に訪れたブーム時には予約殺到・店頭品薄で手に入らず、手に入る頃にはどーでもよくなってしまい、ブームに乗り損ねた記憶しかないのだが…。   さて、そんな少年時代の私でなくとも、流行りの物が手に入らない時、どうするか…。   たいていの人が一度は手にするであろう、〔似て否なる物〕いわゆる【我慢の品】である。   ルービックキューブ⇒立体パズルには、当時いろんな物が便乗商売されてたわけで…。   スネークキューブという、いろんな形にして遊ぶ物などがあったが、ルービックキューブの代わりにはならず。 言ってしまえば、目的の違う物だった。 ルービックキューブなどの完成した姿がひとつの物は、『数学』の答えのように常にひとつ(パズルとは本来そういう物)。   いろんな形になる物などは、『国語』の文章解答のようにニュアンスの数だけ正解がある(パズルとは呼べない)。   そんな矛盾を感じた少年時代の私が手に入れた《パズル》がコレ、【テンビリオン】覚えている人がいれば幸いである。image=97685444.jpg
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