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今の自分、今の家、今の環境…
たとえ身の回りの全てが気に入らなくとも、
この星は、そんな事お構いなしに回り続ける。
私たちが泣こうが喚こうが、どんな人の明日にも陽は昇る。
過ちを犯そうが、イイ行いをしようが、それすら関係なく雲が流るるが如し。
面倒な事は後回し。
できることなら、やりたくなどない。
結果、答えは「できない」「無理」「知らない」。
考えもしないで…
やってみもしないで…
知ろうともせずに…
一度逃げたら、次も逃げる。一生そうやって逃げ続ける人生になる。
たいていの場合、そこに絡むのは《他人》。
人と話すのが、とんでもなく億劫になる日がある。
人の視線が、たまらなくイヤな日もある。
そんな自分が、どうしていいか分からなくなる日だってある…。
人は、ひとりでは生きてゆけない。
だけど、他人の存在を消してしまいたくもなる…。
そんな事に頭の中を支配されながら、点けるZIPPOの炎は太古からの揺らめきを思わせる。
火は、人の心にやすらぎを与えてくれるのだと誰かが言った…。
# マルボロ ZIPPO その2
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