《今ならきっと…》

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  セピア色の写真てのがある。   セピア色の思い出ってヤツもある。   セピア色ってヤツは、どうも懐かしい過去を語る時には外せない代物らしい。   色褪せてゆくモノには、輝いていた時代を物語る何かがあるのか…。   荒んだ心を包み隠すやさしさもある、その色に魅了され、新しい扉を開くための一時(いっとき)の休息。   時代は変わり、ハイテクの世の中になっても変わらぬモノがある。      (はい!出ますよ!笑)    ZIPPO   ジッ…ポ‥と点く炎にも、セピア色の効果があるように思う。     落ち葉の降り積もる公園の駐車場…   こんな季節には、何か心を和ませるモノが恋しくなる。   そんな時、私は湯気の立つcoffeeとタバコにZIPPO。   安らぐ時間が、私に《明日》を生きる勇気をくれる。   誰にでもあるだろう…セピア色の安らぐ時間というヤツが。     #2002年製 Windproof Beautyimage=101297554.jpg
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