─ 詩 <ウタ> ─

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詩に乗せて君への 想いを伝えようとした。 君のコトが堪らなく 好きだったから。 君に詩を届けて 私の気持ちに 気付いてもらおうとした。 君に直接伝えられる程 私は強くなかったから。 いつでも..奏でていた。 君への想い..。 いつまでも..奏で続けた。 君への気持ち..。 無駄だと分かった後も 届かないと知った後も 私の中で奏で続けた。 君への愛の詩 <ウタ>。 何年も奏で続けた。 止められなかった。 止めたくても 止まらなかった。 君への未練の詩 <ウタ>。 それが..聴こえない。 聞きたくても.. 聴こえないんだ。 思い出せないんだ。 何年も..何年も.. 奏で続けたハズの 君への詩 <ウタ> が..。 私は君を好きじゃ なくなったのかな..? 知らないウチに 君を忘れようと してるのかな..? 君へ贈るハズだった 愛の詩 <ウタ>は.. 君も私も聴けるコトは ないだろう..。 どんなコトがあっても どんな奇跡が起きても どんな運命があっても 君への想いは 私の知らない所で 綺麗な『想い出』に 変わったんだから..。
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