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とどきそうにもナイ
愛しい果実。
ただ..ただ..
遥か遠くから..
眺めているだけ。
その果実は
私の愛でそっと..
落ちてくれた。
そう思いたかった。
落ちた果実は
まるで私を嫌うように
崖の下へ..下へと..
落ちて逝った。
私の愛が届いたから
果実は落ちてくれた。
そう思っては
いけなかった..？
落ちた果実を
拾いに行きたい。
そう思っては
いけなかった..？
どれほど輝けば
崖の下に落ちて逝った
果実を輝かすコトが
出来ますか..？
どれほど輝けば
崖の下に落ちて逝った
果実は輝き返して
くれますか..？
いつになったら
私の気持ちに
気付いてくれますか..？
いつになったら
貴方の心に
足を踏み入れるコトが
出来ますか..？
いつになったら
貴方の心を奪いに
行ってもイイですか..？
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