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『ただ…』
儚く揺れるは蓮華の華風に薫るあなたの声
満される筈もなく ただ揺れているだけ
故郷に帰った様な 懐しい気持がこの胸を駆け抜ける
まだ あなたは あの人を あの人の影を追掛けてるのですか
だけど 私も同じなのあなたの跡を追って歩いてる
月日は流れ あなたも私も 大人になった
ただ 心はあの頃のままで 立ち止まったまま
この詩は あなたに届いていますか
まだ あなたの あなたの心の中には 私は居ませんか
この胸の中にはあなたしか居ない だから 私は いつまでも あなたが気付いてくれるまで…
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