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「ご機嫌よう」
挨拶を交わす生徒たち。
その中に、凜はいた。
「ねむ…」
目を擦りながら歩く
手で口元を隠し、小さく欠伸をする
そんな凜に近づく1人の少女がいた
「ご機嫌よう。凜ちゃん」
クスクスと笑いながら挨拶をする先輩。
「あ…ご機嫌よう。綾先輩」
慌てて、口元に添えていた手を下ろす。
どうやら先程の姿を見られていたらしい。
すると先輩が私の制服のリボンに触れる
「ふふ。凜ちゃんリボン曲がってるよ」
微笑んだまま、私のリボンを直す先輩
じっとしたまま、私は先輩の顔を見る
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