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悪魔カイルの事を天神先生に話スッキリ✨した。
何故だろう?先生に話すとモヤモヤが無くなる。癒し系好青年タイプなのかも😃
「成程、その悪魔に生活を乱されているんですね。私がその悪魔を追い払いましょうか?😃」
「はい?追い払うって…十字架とか釘とかですか?」
「それは、吸血鬼の退治方法ですよ(笑)悪魔は、聖書と聖水ですかね?」
「オカルトマニアですか?先生やけに詳しいですね。」
「はい。顔に似合わず怖い物が好きなので引かれたりしますよ😁」
「納得です😔もう一つ私の悩み聞いてもらってもいいですか?」
天神先生に気を許したのか私は天使アレフの生まれ変わりと言うことを話した。
「…天使アレフの生まれ変わりなんですか😵それは凄い事ですよ。」
「天使の事迄詳しいんですね。」
「…実は、貴女だけに話しますが私は上級天使アレフ様の側近だった天使フィルスです。アレフ様の生まれ変わりの貴女を探しに降りて来たのです。」
天神先生が天使というカミングアウトには少しビックリしたけど、悪魔がいるのに天使がいてもおかしくはないと納得した。
「…悪魔と天使って天敵同士なんじゃないんですか?」
「そうですね。でも、貴女の傍にいる悪魔カイルはアレフ様の生まれ変わりである貴女をお守りすると言ってるなら味方ですよ😃」
「あれが味方…ですか😓」
悪魔と天使がこの学校に存在する。軽い男子生徒と爽やかな笑顔の保険医…
何も学校でおきないことを願っていたい。
「ユッキー、次家庭科よ🎵早く行こう。」
「うん。」
「もし、何かあったらいつでも保健室に来てくださいね😃相談にのりますよ🎵」
「はい😃」
天神先生の言葉が優しくて私の棘を和らげる。棘=悩みという事。凄く心地好い。天使様だからかな?
「今日の家庭科の授業は調理実習🎵牙城君に食べてもらいたいわね😃」
「1日でアイドルね。(悪魔の魅力って凄いんだ。危険な香りなので要注意。)」
「クラス中の女子だけじゃなくて学校全体で牙城君のファン増えてるわよ。」
「女子生徒は皆彼に夢中か…例外は私ね。」
「調理実習の成果は牙城君に捧げられたわ❤」
「どんな女子さえも虜にしてしまう悪魔の魅力の持ち主ね。」
かくしてクラスの女子が調理実習で作るクッキーとケーキは全て彼の物にとなった。
私は別だけどね。
「ユッキーは、俺にくれないんだな😓ガッカリだ。」
「期待しないで!」
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