悪魔の囁き

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悪魔カイルは、私がぶった事に切れた。 「何度も言いますが私はお前ではありませ…!?」 私の言葉を最後まで聞こうとはせずに悪魔カイルはいきなり不意打ちでキスをしてきた。 「どうなってるんですか?」 「まさか、惚れたのか?」 「天使アレフと同じ事されたのに?」 その他の悪魔は口々に悪魔カイルを批判した。何故そういう行動に出たのか理解できなかったからだろう。 「…お前の唇柔らかいな😁しかも、オレが初めてのキスの相手じゃないのか🎵」 「…💢この最低最悪変態男~!!」 バチコーン👊 私は、悪魔カイルの衝撃的な行動と下品な言葉に嫌悪して今度は拳で彼のキレイな顔を殴った。 「あの子強いですね😓」 「天使アレフの生まれ変わりだからか(笑)」 「カイル彼女の強さに惚れたのかもね♥」 「グッ…今のパンチはかなり効いたぜ。オレが惚れただけはある😉」 「…頭迄やられてしまいましたか?私は、貴方の様な下品な悪魔に惚れられたくはありません。それより、彼女達を元に戻して下さい😁」 「素直になれよ。本当は嬉しいくせに😃天使アレフは男だったがお前は女だ。少々逞しくてもオレは構わないぞ。」 「何が構わないのですか?逞しいのは余計なお世話ですよ。」 悪魔カイルは人の話を聞かない自己中な男で、私が攻撃した時に頭をやられて変になっていたみたいだ。 「その辺でいいだろう?カイル、人間達が目を覚ます時間だ。服を着ろ。」 「ゼフィル…分かったよ。お前、最後までここにいろよ。逃げたら捕まえに行くからな。」 「お前じゃありません!…と門限があるので帰ります。」 悪魔カイルと無駄話しをしていて門限の時間が迫っていた。 天童子家の規則は厳しいもので10時迄に帰ってないとよそ者扱いされてしまう。 「コラ💢帰るなって言っただろう?友達置いて帰るのかよ!」 「…よしなに😔」 「はぁ?意味わからないぞ!」 薄情と言われても構わない。とにかく、私は時間を気にしながら走った。 「残念でしたね、カイル?彼女に逃げられてしまいましたよ😃」 「嬉しそうな顔してるな。レヴァンテ💢」 「悪魔カイルに惚れない女の子がいるのが珍ししいんだよね🎵」 「その内落とすさ。オレに落ちない女がいるものか?」 「自信たっぷりな発言だな。カイルがいつ落とせるか見物だ。」 「ゼフィルお前までからかうなよ。」 「久々に楽しめそうだな🎵」
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