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悪魔が制服着てるなんて違和感あり過ぎと思っていた。
…けど、思ったより意外と似合いすぎててくやしかった💦
「ユッキー、カッコいいからって見とれてるのか😁」
「調子に乗らないで下さい!…周りの女子の視線が痛い😭」
「ユッキー、誰なのこの人?知り合い?」
「変態でストーカーよ!見た目に惑わされないでね。」
「変態、ストーカー??お前、マジで言ってるのか?俺とお前は…」
「何ですか?」
「何でもない💦マジな顔して見るなよ。」
「仲良しなんだ。幼なじみとか?」
「こんな人知らないよ。」
「怪しいわね😒」
悪魔なんて知り合いなんかじゃない!
私は、普通の人間だし天使アレフの生まれ変わりだなんて信じられないし…。
「転校生の牙条凱(キジョウガイ)君だ。今日からこのクラスで一緒に授業を受けるからよろしく頼む。」
彼を見た女子達の叫びは教室に響いた。男子生徒は僻んでいる。
私は、毎日付きまとわれるのが嫌なんだけど😓
「ユッキー校舎案内ヨロシクな🎵」
「お断りします!私は貴方の世話係ではありませんから、他の女子に頼んで下さい。」
「冷たいユッキーだな。何か俺したか?」
「自分の行いが悪すぎる事を反省して下さい。夜未(ヨミ)行こう!」
「ユッキーが案内しないなら私がします❤」
夜未の目が❤マークになっていた。悪魔の魅力って一体…😓
「じゃあ、夜未ちゃんにお願いしようか🎵」
「どうぞ、ご自由に。」
軽い男は嫌い!悪魔なんてもっと嫌いだ。
だから、冷たくあたる。関わりたくないのもいるけど。
~屋上~
「はぁ~っ…これからもあの悪魔と一緒なんて嫌だなぁ😭」
「お悩みの様ですね?悪魔がどうとか言ってましたが…」
爽やかな眼鏡をかけた長身の好青年が私に話しかけてきた。
こんな人学校で見たことないけど誰かな?
「あの~どちら様ですか?」
「ああ…失礼しました。私は、今日からこの学校の養護教員になりました天神類(アマガミルイ)です。」
「保健室の先生…ですか?先週綺羅先生が育児休暇取るとか言ってた気がします。」
「はい😃貴女は、悪魔と関わりがあるんですか?」
「悪魔…天神先生は信じますか?」
「オカルトに興味がありますから信じますよ😃良ければ聞かせてもらえませんか?」
爽やかな保険医の笑顔に負けて私は素直に話をせざるを得なかった。私が唯一毛嫌いしない運命の男性なのかも?
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