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男の子「早く食べてよう、僕、もうケーキに襲われたくない!」
メイ「よし、私がすぐに悪夢を……」
ラビ「(呼び止める)メイ! (慎重に)まだ早すぎる。理由を聞いて、ちゃんと解決してからでないと、再発するぞ」
ダァダ「そうよ、メイ。あんたらはちゃんと先生の話を聞かないから、いつも再発させてしまうのよ」
メイ「ダァダ……厳しいね」
ダァダ「ジョーシキよ!」
ラビ「だが……メイ、この悪夢は君の担当だ。僕とダァダは、口を出してはいけない。(覚悟を決めて)普段通りにやってくれ」
メイ「あ……うん、そうだね」
グゥバ「見られていると、なんだか気になるね」
メイ「だね……よし、やるよ」
{ポシェットからノートを取り出す}
メイ「えっと、まず……ケーキが嫌いなの?」
男の子「嫌いだよ」
メイ「どうして?」
男の子「白いところが嫌い」
メイ「どうして?」
男の子「食べたら気持ち悪くなったの」
メイ「そうかあ……いつから嫌いなの?」
男の子「ずっと嫌い!」
ナレーター「男の子がそう言うと、うえからぼとぼとと、ケーキがたくさん落ちてきました」
グゥバ「ケーキだケーキだ!」
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