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ある町のコンビニ
そこに
この物語の主人公がいる…
みた感じ
悪い人ではない
あんまり冴えていない
体はやせ形で
そこそこの身長
頼まれたら嫌とは言えない性格だとみて分かる
『いらっしゃいませ~』
なんとも覇気のない声だ
その男の名前は
まぁ仮に
『山田』にしておこう
山田は今
25歳
並みに大学まででて
普通に就職につけずに
今
コンビニでバイトしている。
山田はバイトが終わって
着替えを済ませた
店内で
雑誌を読んで
時間を少し潰した
外は真っ暗だ
山田は一通り読んだあと
ポテチ一袋
おでん
チューハイを買って
店内の募金箱にお釣りを入れるのが日課らしい
山田はとても親切なのだ
自分もお金がないのに
人のために寄付する
山田の親切から全てが始まるとはまだ気付いてはいなかった
山田は
自宅に帰った
コンビニから家まで徒歩
20分
山田はボロアパートにすんでいる。
親は?
両親は山田が大学二年の時
父は交通事故で亡くなった
母は病気で亡くなった
両親はそんなに若くはなかった。
それから
保険金で大学を無事卒業したが
就職前に事故で就職出来なかった
そして今コンビニでアルバイトしている
不幸な男だ
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