世紀初覇者ラヲウ

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核爆発は起きた。 生き延びた人々は僅かな水と食料と安全を求めた。 人々にもう善悪を見分ける力はなかった。 ただ生きたい。 本能に突き動かされたため人々が強きものの下につくのは必然だった。 そして遂にこの世の中で頂点に立つものが現れた。 その名もラヲウ。 圧倒的な存在感をもって、人々はラヲウに救いを求めた。 しかしラヲウに屈しない者がただ一人いた。 そうやつである。 クララ?・・・なんで? クラリス?・・・貴女の心です ケソシロウ?・・・奴はラヲウに屈しました。 ほくろ真拳伝承者も飢えには勝てなかった。 じゃあ誰が・・・?
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