神の逆鱗に触れたおにぎり

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「あー、俺の暇つぶしに付き合ってくれるらしい。ただの人間だ。」 飄々とそう言うソウマにギッと睨みつけたけれど、奴はわざとなのかこちらを見ようとしない。 こちとら付き合う気サラサラないけどな。 仕方なく内心で鋭く突っ込んでいると、テナは一瞬息をのんですぐにあたしに向かって頭を下げてきた。 「またソウマ様は!ごめんなさい、ソウマ様が迷惑をおかけしてしまったみたいで。」 「へ、あ、いえいえ。」 「私、世界神補佐を務めておりますテナと申します。以後お見知り置きを…ってもうこんな時間!慌ただしくて申し訳ありませんが、失礼いたします。ほら行きますよソウマ様!乗ってください!!」 「あーうっせぇ引っ張んなクソガキ!」
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