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いつも通りの帰り際。
そして、毎日のように同じコトを繰り返す。
『『只今帰りました』‼』
と、二人の少女が家のドアを開ける。
若菜『お帰りなさい、刹那、雅。今日は遅かったのね。』
刹那『はい。今日はHRが長びいてしまって…』
若菜『そうなの…さぁ、早く支度を。もうすぐお客様が来ますから華道の準備、お願いしますよ。』
『『はい』』
雅『また華道かぁ~。しんどいなぁ~。』
刹那 『ふふっ確かに。でも、これが終われば夕御飯よ。しかも今日はすき焼きですって。頑張りましょっ!』
雅『すっすき焼き!?
やった!よしっがんばるぞっ!』
若菜『刹那、雅、用意はできたわね。行ってらっしゃい。』
『『はい。』』
襖を開ける。
『『ごきげんよう、橘様。本日は来て頂きありがとうごさいます 。』』
橘『ごきげんよう、刹那さん、雅さん。今回は家に飾る華が欲しくてここへきたの。頼めるかしら?
『『はい。お任せ下さい、橘様。』』
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