第一幕ー始まりの蝶の如くー

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時間が過ぎてー。 橘『今日はありがとうございました。このお華、とても気に入ったわ。』 刹那、雅『『喜んでくれて光栄です。橘様。』』 『ええ、では、私はこれで… またここに来ますね。 今日は本当にありがとうございました。』 刹那、雅『『またのお越しを。』』 ーバタン。 雅『…ふー。終わったぁ~!!』 刹那 『本当ね。さすがに疲れちゃったわ。』 若菜『二人ともお疲れさま。 さすがね。橘様も喜んでいたわ。』 刹那、雅『そうですか…?』 ?『本当にすごかったよ、二人とも。』 二人に話しかける人物が。 刹那、雅『鈴村さん!!』 鈴村『やぁ、こんばんは。刹那ちゃん、雅ちゃん。 さっきの花の生け花、見せてもらったよ。』 刹那『みっ見ていたんですか?』 鈴村『ああ、最初からばっちりね。』 と、鈴村は顔に微笑みを浮かばせる。 刹那『居たことに気付かなかったわ…』 鈴村『ってことはよっぽど集中してたんだね、二人は。』 雅『そうかもしれませんね~』 と、笑う中、刹那は… 刹那『…集中していたのかしら?私?』 雅(刹那はマイペースだなぁ…) 若菜『鈴村さん、よかったら夕御飯、一緒にどうですか?』 鈴村『いえ、そこまでお世話になるには…』 刹那『平気ですよ、一緒にたべましょう、鈴村さん。』 鈴村『そう…かい?じゃあ、お言葉に甘えて…』 雅(刹那は、鈴村さんが好きー。 顔だって赤いし、いつもより落ち着きないしー でもーー。) 鈴村『雅ちゃん?平気?疲れちゃった?』 雅『だっ大丈夫ですっ!!』 鈴村『そう?それならいいんだけど…』 若菜『さぁ、夕飯の支度を手伝いにいきましょ。』 刹那『はい。』 鈴村『雅ちゃん、行こうか。』 雅『はい!』 (私だって、鈴村さんが、好き、なんだから)
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