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「タカシ!!」
学校の駐輪場に自転車を止めていたら、渡り廊下の窓からタカの姉ちゃん、ナナ先輩が顔を出した。
腕には‘案内係’て書かれた腕章をしてた。
「ちゃんと来れたんだー、よかった。あ、コウキくんもおはよう。入学おめでと。」
『ありがとうございます』
俺はナナ先輩にちょっと頭をさげた。
タカはうるせーとか言ってさっさと玄関に行ってしまったので俺はあわてて後を追いかけた。
「コウ、クラス一緒じゃね?」
先に玄関にいたタカが玄関に貼られてた紙を指さしながらいった。
見てみると、二人とも3組。
『まじだ。やったな。』
「また一年間よろしく。」
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