首吊り人形

2/4

78人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
もう終わったんだ。 …と、そう思っていた。 然るべき医師の処置を受け、どうにか通常生活へと復帰して、快調に成績も延ばし。 俺は大学への進学を考えていた。 それはごく平凡な誰にでも訪れる岐路だった。ただ、それだけだったのにも関わらず。 何の予兆もなく。 センター入試が迫ったある日、ある気味の悪い人形がまた俺の夢に現れる様になったんだ。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加