壱
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天気のいい日には子供だけでなく、 池や水鳥にカメラのシャッターをきる人や 水彩絵の具で絵を描いている人も いたのを覚えている。 後ろからその絵を眺めていた事もあった。 緑の葉を存分に広げた樹に向かって 赤い絵の具を出す老人に 私は首をかしげた。 このころは抽象的なものの良さが よく理解できなかった。 それでも、鮮やかな色に画用紙が 染められていく経過を見るのが 楽しかった。
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