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何が面白いかって。
まず兄弟のように過ごした象2頭を国際密輸マフィアに奪われたムエタイ戦士の末裔の青年がタイからオーストラリアまで取り戻しにいく一見バカバカしいストーリー。
この探し方がとにかく荒唐無稽。
「象はどこだ!」
の一言とともにムエタイ技を駆使してバッタバッタと薙ぎ倒していくだけなんだもん。もうちょっとマシな探し方しようよ、ムエタイのアクションを見せたいのはわかるけどさ。
でもムエタイ技でカンフーやカポエイラ、剣術、プロレスと闘い倒していくその姿は「立ち技最強」と言われるムエタイの強さ、奥深さを感じることができ非常に素晴らしい。
そして前述した主人公以外にもパックンマックンみたいな警察コンビ、ニューハーフみたいな顔した黒幕の女など、キャラクターが濃すぎる!
基本キャラクターが立たない映画は印象に残らないだけにこれは重要だ。
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