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「おっ、来た来た。って二匹ともどうした?」
と、新板の入口に近付いたところで、三人に声を掛ける人物が。
「あ、モララーくんだ」
「いや……色々あったんだよ。なあ、モナー」
「そうモナよ、モララー……」
「そ、そうか。そりゃ、災難だったな……」
二人の周りを漂う負の空気に、モララーは情けの目を向けた。
「まあ、着けたから良しとするか、ゴルァ」
ギコがモナーから離れ、そう呟きながら新板の入口を見る。
「気をとり直して行くモナ」
「俺もついてくよ。その為に待ってたんだしな」
三匹に、モララーが加わり、四匹は新板の中に向かった。
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