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「ギコー、朝モナ。早く起きて、新しい板に遊びに行くモナ」
日常的時間なら、朝八時を過ぎた頃。AAの一人であるモナーが、仲間のギコを起こしに、彼の住んでいるスレッドに入ってきた。
「んー、んあー……もう少し眠らせろゴルァ……」
ムニャムニャと口を動かしながら、眠そうに背中を伸ばすギコ。しかし、再び床に着く。
「そうはいかないモナ。しぃが外で待ってるモナよ」
「なんだとゴルァ!?」
「え!? ごふ!」
しぃと言う単語を聞いた途端、ギコが疾風の如く扉から飛び出す。
その際、モナーは壮大なタックルを受けてしまった。
見事にみぞおちに入り、うずくまったモナーを尻目に、一目散にある人物の元に駆け寄るギコ。
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