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「うわぁ~!助けて~!キモイよ~!」
町の路地裏に、突如変質者に襲われた時に出すような叫び声が響いた。
「ハアハア……もう!僕はこんなに愛してるのに何で逃げるの!? 待って~!>>1さ~ん!」
実際襲われていた。
路地裏をとにかく駆け回り、追いかけられている男性こと、>>1は逃げ回る。
それを、あたかも浜辺で夕日をバックにあははうふふと、彼女を追いかける彼氏の様にダッシュする、キモすな者。
「お前男だろ~が!第一にキモすぎる!」
「もう、そんな~。でも、その厳しさも僕への愛情だよね。八頭身、逝っきまーす!」
「はやっ!?」
突如、八頭身が急速にスピードをあげ、>>1さんに詰め寄る。そして、
「ギャアアアア!キモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモいキモい!は~な~せ~!」
「ふふふ……もう逃がさないよ……」
この先の、>>1の運命やいかに……。
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