隠す想いと隠し切れない思い

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「そこまでだキモゴミ!」 「だっ、誰だ、僕をキモゴミとか言う、恋路の邪魔をする奴は!?」 八頭身は、>>1を小脇に抱える様にしてもち、辺りを見渡した。 (助かった……のか?) 絶望のどん底に落とされたような、暗い気持ちだった>>1さんに、きらびやかな光りが差し込む。 「この海苔が付くおにぎり頭がある限り、お前に>>1さんは渡さない!かかって来い、キモゴミ!」 「ま、また言った~!もう許さない!>>1さんはここで待っててね」 そして、八頭身はその場に>>1さんを置く。 「くぉら、糞握りが!お前は逝ってよしじゃあ!」 そして、おにぎりと八頭身の>>1さんを巡る熱き……いや、キモきバトルは始まった。 「今のうちに、どこかへ逃げよう」 肝心の>>1は逃げ出したが。
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