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「一九三番目だから、五分位でつくかな?」
「とりあえずはそれ位モナね。それにしても犬モナかあ、楽しみモナ」
「俺はあんまり好きじゃないんだけどな。ま、しぃのためだし……」
後半を軽く濁らせて言うギコ。しぃは上手く聞き取れず、不思議そうな顔をしたが、モナーは聞こえたようで、隣で、ニヤニヤと笑っていた。
それに気づいたギコは、慌てて今の言葉をかき消す様に、口を開いた。
「そ、そろそろだな」
「だね。久しぶりにあの子に会えるんだ」
しぃの瞳が、嬉しさで、キラキラと輝く。
そして、三人は目的の場所、一九三スレ目にたどり着いた。
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