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虚空に包まれたような何もない殺風景な場所。それは誰しもが必ず心の中に持っている。それは普段けして開くことはない、でもある事が鍵となりいとも簡単にその重たい扉は開く。開くのは本当に些細な事で開いてしまうんだ。閉めようと一人でもがいても閉まらないその扉は自分では開けも閉めも出来ない扉だから。嘘という甘い蜜に包まれた真実の苦味は誰しも知ろうとはしない。でも知りたいと思わない?その偽りで固められた真実をさ…‥
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