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「『フォワード』と言われとるんや。あんたらの世界のサッカーのやつとは違うで。『転送』と言う意味がある。言い方もちゃうで。そこんとこよろしく」
「「はあ」」
(何でフォワードの意味を知っているのだろう)
「そんなのあんさんらの頭ん中見ればスグわかんで。そこの女の人は「ああサッカーのね」とか思うとったみたいやし」
舞は唖然としている。
「まぁんなことどうでもええわ。とにかく…名前は?」
とからだから突き出た棒(以後腕)で自分をさした。2人で目を合わせうなずき合い答えることにした。(ここら辺はさすが幼なじみって感じ)
「葬魔泉」
「葬儀屋の息子か?けったいな名前やな~」
(うるさい…)
「本当のことやろ」
心の読めるやつ相手に話すのはややこしいようだ。
「んでそちらは?」
「芳華舞で~す」
「ふーむ、舞はんと葬魔・・泉でええか?」
「別にどちらでも」
「いいよ」
「そうそう、思ったんだけど何でここにあなたが来たの?」
やっと無駄な話も終わり、話が本腰に入りそうである。
「何故かと言うとやなー、それを話すためには少し時間がかかるんやけどええか?」
うん、気になる。
「そんじゃ話させてもらうわ」
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