10人が本棚に入れています
本棚に追加
冒頭で一人の少女しかいないって書いてあった?
確かに端から見るとそう見えるかもしれませんが確かに今この道には私と友達のエルロンがいます。
見あたらない?いやですからエルロンが…
エルロン「おいりの!さっきから何ぼさっとしてやがる早くしないとほんとに遅刻しちまうぞ!!」
りの「えっ!?あっ、そうだった」
説明に夢中ですっかり忘れていましたが私は今非常にまずい状況だったんです。どんな状況かといいますと…
エルロン「もう説明はいいから速く走れりの!」
りの「は…走ってるよ、も~人形の分際でうるさいなぁ」
そう、エルロンとは私の右手に自縛霊の如くひっついてるこの薄汚い腹話術人形です。
しかも勝手に喋るのでこの上なく不気味です。
エルロン「人形の分際ってオイwいつもながら酷いなwwwあとなんか影でもっと酷いこといってないか?」
りの「い…言ってないよ!それにいくら走ったって、も~間に合わないよ」
最初のコメントを投稿しよう!