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りの「あっ、あしが滑った~」
わざとらしい声でそう言うとりのは加速したスピードを乗せてバイクにむかって思い切りエルロンを投げつけた!
エルロン「…ちょぉぉぉぉぉぉおっっっっっっwww、がふぇっ!」
エルロンは見事に運転手の後頭部に命中した。綿の塊がヘルメット越しに当たっただけなのに運転手には相当ダメージがあったらしい。
徐々に原則し運転手だけ横に落ちるとやがてバイクは止まった。
りの「………はっ!?私ったらなんてことを…」
りのはあわてて運転手とエルロンの元へ駆けより、エルロンをまた右手にはめた。
エルロン「りの…………てめぇ…………」
人形なのに何故か大ダメージを受けた様子のエルロン。
りの「大丈夫ですか?…えっピザをあと3分以内に届けないと?ちょうど私も学校に用があるんですよ、よかったらかわりに配達しますよ?…いえいえお礼なんて。それじゃバイクは借りますね、いくよエルロン!」
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