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｢冗談でこんなこと言わないよ｣
｢ホントな訳？｣
｢だからホントのことなの!!｣
そう彼女は言い張り､三輪車から降りる｡
訳のわからない女の子だ｡
｢世界は終わるのあと10日で｣
そんなはずないだろ
そう思うが､彼女を見てる限りは本当らしい｡
代わり映えしない世界だったのに､あと10日で世界が失くなるなんて｡
キンコーンカーンコーン
そうこうしてる内に､学校のチャイムが聞こえて来た｡
｢あぁ!!遅刻だぁ!!｣
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