現実…。

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彼女は、彼とある約束をしていた。 彼が亡くなる直前に、まるで遺言の様に…。 自分がいなくなっても、女性としての幸せを求めて生きろ…と。 そして、生涯を真っ当したら、必ず、迎えに行くと…。 彼女は、彼との約束を守り、私と結婚した。 そして、今、彼と共に、止まっていた時間を歩き出したんだ。 彼女が、彼と歩く姿が見えた気がした。 彼女は、幸せそうだった…。 だから、私は、これでイイと思ったんだ。
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