Case①マサルの場合

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アムロと僕は患者の検診に向かった。 「アムロさんは何で医者になろうと思ったんですか?」 僕は歩きながら質問した。 「うーん…宇宙が好きだからかな。うん」 アムロはスキップをしながら答えた。 僕はこれ以上聞かなかった。 病室に到着すると、アムロは患者1人1人にビンタをした。 「元気ですかー!!!」 もちろん猪木口調だ。 「アムロさん…闘魂注入で、患者さんに元気になってもらおうとしてるんですか?」 「いや、なんか目の前にいたから…つい」 僕はアムロのアフロにライターで火を付けた。
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