4月23日

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一昨日のクラスメイトの名前は平井海斗君らしい 「お、書いてくれたんだ。なんかはずいな///」 なんか嫌に爽やかです。 多分かなりの腹黒野郎だと思います。 「…………」 さて夢の話 二日ぶりにジョーとの再会 「でたよ河童」 今日はまるぼろをくわえている。 「なに?胡瓜を見分けられんの?」 会えたのはホントに嬉しい……けど 「ん?」 なぜか平井君が脳裏に浮かぶ。 「夢なのに?……ってマジッスか!?」 どうしてだろう今まで他人、特に男なんて雑草以下だと思ってたのに。 「それは酷い」 確に平井君とジョーはどことなく顔が似てる気がする。 「マジかよ!!」 色とか。 「ベージュだよ!!緑色の妖怪と一緒にすんな!!」 あ、色は違う。 とにかく私の恋人はジョーだけなんだ。 「夢だけだけどな……」 ジョーは釣りしていた。 私はその横に座った。 静かな二人の時間…… 「ジョーが羨ましい……」 ジョーは釣りの最中に話しかけると直ぐ怒るから。 「うわ、ウザッ河童のくせに」 沈黙を破ったのは弾けた水の音。なにかかかった。 ジョーは立ち上がりリールを回す。 「河童がリール使うなよ……」 水面に魚がはねあがる。 鮪だ。 「鮪?川じゃないの!?」 しかし、勢いよく糸が切れる。 「ざまーみろ河童」 すかさず川に飛込むジョー。 「やっぱ川なの?鮪なのに?ん、飛込んだ?」 少し時間が立ってから、離れたところで獲物を抱えたジョーが水から顔を出す。 「釣りの意味ねー!!!」 ここで夢が覚めた。 「なんか河童スゲーな。ムカつくけど」
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