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暖かい日差しの中、少年は目覚めた。どうやらどこかの室内らしい。
両手両足を動かしてみる
ーーーーーー動く。どうやら四肢の欠損は無いようだ。
状況を確認しようと起き上がろうとするが、鈍い痛みに襲われ、苦悶の声を上げる。
それでも何とか身を起こし、辺りを見渡す。
どうやら山麓の村らしい。
ーーーーーー目的地のポッケ村だといいのだが。
「……つっ」
再び腹部を鈍い痛みが襲う。
ちょうどその時、ドアが開いた。
「さーて、今日は何を狩ろ……お!起きてたのか少年」
現れたのは、不精髭を生やした屈強な肉体の男だった。
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