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そう言って、カーティスはポケットから一枚の紙を差し出した。手紙だ、ハンターズギルドからの。
確かにその手紙には、カイルの事や、その経歴が書いてあった。
「だろ?」
そう言って、悪戯が成功した時の子供のように笑った。
「ちなみにここはポッケ村のハンター寮だ。……うーん、やはりブラックは美味い」
「そうなんですか。……美味いですね、このコーヒー」
カイルの言葉に、カーティスが反応した。……とても素早く。
「だろう!? 君とはいい仲間になれそうだよ!」
「ふはははははは!」と快活に笑う。
その時、部屋の扉が静かにノックされた。
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