難病と闘う息子と共に

出会い

『原因不明の高熱を繰り返す』

そんな 容態のハルを、懸命に診てくださっていたのは
小児科外来のＡ先生でした

Ａ先生は、私の子供の時から
とても信頼している先生で、

判断が的確で、知識豊富
病弱なうちの家系にはなくてはならない先生でした

ただ、今までは『転勤族だった』と、いうこともあり

長年、実家のある地元を離れていた私やハルにとってまさに
“救世主”

ハルが生まれて始めて出会う、
心から信頼できるお医者さんでした。

この日も、高い熱を出して担ぎ込まれたハルにＡ先生はすぐさま点滴と採血をし、

新しく現れた体中の発疹とタダレを診るや……
より正確な診断をする為に、
同病院内の『皮膚科』にも行くように進めてくれました。

小児科からの紹介状を持って私達は、すぐさま同じ院内の皮膚科を受診

そして、ハルの病状を見た皮膚科の先生は『皮膚の一部』を採取して、札幌にある検査施設に送って精密検査を依頼するとの事だった。

そしてこの検査には部分麻酔と時間が多少かかるとの事

準備の為に、すぐには検査が出来ないとの事で日を改めての受診となりました

患者さんの少ない時間帯に予約をとり、私達は再度来院する事になりました。

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