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水分と抗生物質の 点滴と周りの皆さんのお陰で、しばらくグッタリと寝たきりだったハルの症状も少しずつ良くなっていった。
日に日に、体力を取り戻しつつあるハルではあったが、ここからが病気との本当の戦いだった。
今までの生活とは 異なり、生活する上で細心の『注意』が必要になる
膿疱性乾癬=(ノウホウセイカンセン)は、
『ウィルス』や『細菌』、
『怪我』などによっても、症状が出てしまうため医師から細心の注意が必要だと告げられる。
実際、日常生活を送る中、
体を少しぶつけただけでもその箇所に『膿疱』が現れていました。
ぶつけたことによる些細な皮膚の炎症にすら、病気自体が反応してしまうようで、正直ハルの行動にハラハラしっぱなしの毎日でした
しかも病状の悪化は“打撲”のみではなく切り傷にも無論、注意が必要でした
皮膚の表面の、いたるところに膿疱が出て火傷の様に赤くただれる
その、もろくなった皮膚はちょっとした刺激にさえも弱く、簡単に裂けてしまうのでした。
しかも、その切り傷から万が一にも細菌やウィルスが侵入た場合、この病気の特徴として体の抗体機能が異常に反応し、更に膿疱が無数に出てしまう。
怪我に限らず風邪や極度の日焼け……
寒い所で長時間過ごすなども病気を助長してしまうので注意しなければならなかった。
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