秋山 浩(アキヤマヒロシ)

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俺の名前は秋山浩、広告代理店勤務のしがない男。 ルックスは中の下、いや下の上? どちらの表現も曖昧だな…、不細工だと言われないが、普通よりも劣っていると自分では思ってる。 自分の観点からの意見なので、もしかしたら人によっては不細工だと思う奴もいるかもしれない、もちろん普通にいるよな何処にでもと思われるかもしれない…、つまり、いい男だとかカッコいいにはほど遠い男だと言う事だ。 目は細く、鼻は低い、オマケに唇も薄くて冴えない顔である。 こんな俺にも学生時代には彼女がいた、高校二年の春からおよそ1年ほどではあるが…、彼女が好きだったのかと聞かれるとまぁねと答えてみるものの、流れで付き合っていただけなのかもしれない、だからそう長くは続かなかったのだろう。
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