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そう言って有休を取った、と言っても一週間だけだが、しかも爺さんは随分前に亡くなっているのだ、二回も殺してゴメン爺ちゃん。
そして、その一週間何をしていたのかと言うと……。
何もしていなかった、家で飯を食べては寝て、また食べては寝てを繰り返した。
そうやって彼女を忘れようと努力した、でも完全に忘れる事など出来なかった、一週間はすぎまた会社に行かなければいけない、彼女のいる会社に…。
憂鬱だった、しかし行かない分けにはいかなかった、会社ではできるだけ彼女を見ないようにしたり、会わないようにしたりしていた、そうして彼女への気持ちが薄れていくのを待った。
そんな日々が一ヶ月、そして、また一ヶ月と過ぎていった。
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