鬼が島

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「だがものどもよ、抗戦するにしては、あまりにも多勢に無勢。 一隆の軍勢をこの島の要塞で防いだとしても、総大将隆勝の援軍が現れればこの島もひとたまりもない。 何か策をもよおさねばなるまい」 その時、隆勝の軍は、大坂まで進行しており、長男が率いる軍が苦戦と見れば、いつでも援軍を出せる状況となっていた。
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