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今日から最上学園高校に通うことになった主人公の高田翔(たかだ しょう)
なかなかウキウキしてます
しか~し!!そんなウキウキしている俺に待ち構えていたのは一人の女性であった~
「おい貴様」
「ん?俺ですか?」
校門に立っていた女性に声をかけられた
なかなかのべっぴんさんです
「貴様、一発芸をしてみたまえ!」
…………ん?
「いきなり何ですかww?」
「早くやりたまえ!!」
これめんどくさいパターンや
適当に済ませよう
「うぉぉぉぉ!!」
俺は雄叫びと共に小学6年で習得した前転を繰り出した
「…………」
冷たい視線が刺さるのを耐え切れず場を去ろうとした
が
女性に右手を捕まれ一言言い放たれた
「合格だ!!今日から君は学園執行部の仲間入りだ」
はい意味が分かりませんww
「何すかそれ?嫌です逃がして下さい」
「学園執行部とは、この学園の調和を保つために作られた組織だ!!生徒会の上層部ってとこかな、私はその長を務めている櫛田香(くしだ かおり)だ」
「成る程!!他を当たって下さい」
「貴様、私のスカウトを断る気か!?」
いやスカウトっていうか一方的に合格とか言われただけだし
手を振り払い俺は歩き去ろうとした瞬間香の口が開いた
「仕方がない、120円でどうだ!?」
120円って俺安くね!?
「ふざけんな、あいにく俺は物で釣られるような男じゃねぇ」
俺かっこよww
そして俺はまた歩き始めた
そんな俺の腕を香は掴んだ
「なら……入ってくれたら良いことして……あ・げ・る」
その言葉を聞き俺は髪をなびかせながらここ一番の振り向きをしてみせた
「……詳しく話しを聞こうか」
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