幸せな時間

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放課後 昼休みから少し気になっていたが夏希の態度がいつもと違う... 話しかければいつもと同じなのだが、一人になるとどこか落ち込んでいるようだ。 あたしは思い切って夏希に尋ねた。 「ねぇ!今日の夏希なんか変だよ?!なんかあった?あたしに言って。」 「別に...何もないよ。」 「嘘だよ!夏希嘘付くと絶対目を合わせない癖あるじゃん!」 夏希はあたしと目を合わせていない。 「一人で抱えこまないでよ。あたし達親友でしょ」 それから少しの沈黙が流れた... そしてついに夏希が口を開いた。 「ハル、本当のこと話すね...」
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