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｢てか、ハルってどこ高受けんの?｣
｢〇〇高だよ｣
｢そこってかなりの進学校じゃん！すげー｣
｢そんなことないよ。別に行きたいとこないし親がそこに行ってほしいみたいだから行くだけだし｣
｢なんか寂しいな｣
｢えっ?！｣
｢ただ親のいいなりになってるだけじゃん。俺だったらそんなのつまんねーな｣
ｱｷﾗの言葉が胸に突き刺さった。
実際にあたしは今まで適当に生きてきた。やりたいこともなく、親に言われるままに勉強をしてきた。
親の期待に応えることが凄く重かった...
だからこそ、ｱｷﾗに指摘され、ついカッとなって、
｢ｱｷﾗにあたしのなにが分かるのよ!!何も知らない癖して言わないでよ。｣
と言ってしまった。
あたしは自分の言ってしまったことに混乱して走って家に一人で帰ってしまった。
ｱｷﾗがどんな顔をしてあたしを見ていたのか恐かった。
ケンカというかただあたしが怒っただけだ...
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