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「「緊急配備令!!緊急配備令!!」」
館内警報が流れる。
その声は緊迫した様子で、早急性を感じるに申し分なかった。
「緊急配備令?いったい何があったんだ?」
ウィリアムが驚いた表情で辺りを見回す。
「「『浸食』が基地内に発生!!総合軍事ホール、第三、第四、第六隊舎没落!さらに魔獣の大量発生確認!早急に……排…じょ……」」
館内のアナウンスが途切れ、二人の背中に寒気が走った。
「こりゃ…マズいな!」
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