フロンティアーズ
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初夏の日差しと共に、木々のざわめく声が窓を伝って耳に聞こえてくる。 「南セルタ地区にて魔獣の集団討伐。速やかに対処致しました」 若い1人の兵士が報告を告げた。 「ご苦労。次の任務を待て」 と指揮官。 「了解」 「あぁ、それと…次からは居眠りは罰則だぞ?」 「あー…はい。気をつけまーす」 気の抜けた返事をして、若い兵士はその場に着席した。
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