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俺は立ち上がり2人に背を向け態と疲れたように背伸びした
「冗談じゃねぇ。誰も頼んでねぇつうの。ほら、けぇるぞ。俺は何にも食ってなくて腹減ってんだっつうの」
2人より一歩先を歩いていると後ろから小さく声が聞こえた…
「銀ちゃんいつもの銀ちゃんに戻ったネ」
「そうみたいですね」
ったく…全部聞こえてるっつうの。
こいつらはこいつらなりに心配しててくれたんだな…
「なァにしてんだ。早くしろー」
「はーい」
2人が俺に走り寄ってくる。
-俺がどんな風に生きるかは、まだ決めていない-
-いや、俺は決めないで生きていく-
-その時その時を精一杯こいつらと生きていくから-
-そう…。俺が生きているという事を、死んだ仲間たちが許してくれるような生き方を-
〈終〉
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